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2013/09/10 (Tue) 08:55
時間の枠組みとは?

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塾長の鈴木です。



「今から50分ほどお時間をお取りしますね」


私はカウンセリング面接の初め、特に初回の場合は、
このような一言と共に面接をスタートします。

私は一回のカウンセリング面接の時間を50分と決めています。

試行錯誤した結果、私とクライエントにとって、この50分という時間が
最も集中でき、深い面接が可能な時間だと確認できたからです。


この集中状態と深さを保つのは、少なくとも1時間が限度でしょう。

また、50分より短くても、自己洞察などの深い面接には
なかなか及ばない感じがしています。

しかし、50分でも1時間でも、もっと大切なことは、
「決めた時間を厳守する」ということです。


予め決めた時間内で最善を尽くす。こうした枠組みはとても重要です。


カウンセリング、特に心理カウンセリングは、
心の深い部分にふれていくものです。

時には辛い時間にもなり、時には寂しさや悲しみを
改めて味わい直す時間にもなります。

そうした作業は時間が予め決められているから
しっかりと出来るし、しっかりとやろうと思うわけです。


際限なく長時間やってしまうと、危険な場合もありますし、
中身が緩慢になってしまうことにもつながります。

また、時間の枠が緩いと、クライエントの依存度も増してしまいます。


私は10年近く「時間厳守」でカウンセリングをしていますが、
そういう姿勢でこちらが臨むと、クライエントもそれを敏感に感じます。

そして、初回こそ「今から50分で・・」と伝えますが、
2回目以降、今度はクライエントの方から時間になると
「そろそろ時間ですね」と言ってくるようになります。

そしてクライエントがそうした枠組みを意識すると、
カウンセリングも深まり、進展も起きやすくなります。


大学などで学んだ人たちは、このあたり、厳しく教えられています。

ですから臨床心理士の皆さんなどは、時間を守るという枠組みの重要性を
常に大事にカウンセリングをしているはずです。


カウンセリングについては、時間の枠組みは命綱でもあります。

逆にいうと「時間延長」という概念を安易に取り入れると、
クライエントにもカウンセラーにも危険な事態を招く場合もあります。

また、そもそも、セラピーの効果を著しく下げる原因にもなります。


「時間を守る」ということは、日常生活でも大切ですが、
カウンセリングで「時間」の持つ意味は、また違ったものがあるわけです。



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2013/09/06 (Fri) 22:03
カウンセリングと問題解決との関係

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塾長の鈴木です。



カウンセリングで持ち込まれる相談内容というのは、
「八方ふさがり」であったり「四面楚歌」という話であったりします。

つまり、いろいろ考え得る限りの手を尽くしても、
それでもどうにもならなかったという内容です。

いろいろな人や専門家に相談してみたけれど、
結局どうにもならないというお話だったりするわけです。


そういう問題や相談内容に対して、カウンセラーはどう対応できるのか?


先ず、大のおとながいろいろやって、万策尽きたという状態で来られる。

そういう問題に対して、いくらこちらが専門家であっても、
そう簡単にその問題を解決できる方向にはもっていけません。

ですから「カウンセラーはクライエントの問題に対し、
適切な助言をして解決する」などと簡単に考えていると、
実際には手痛い失敗をして、カウンセラー自身が行き詰ってしまいます。


カウンセリングの初めの時には、
クライエントは「どうすればいいのでしょうか?」と投げかけてくる。

それに対してカウンセラーも「どうしたものでしょう?」となる。

お互い、先ずはそこからスタートするしかないのです。


そしてそこから最も確かな道のりをクライエントとカウンセラーが
二人で一緒に、試行錯誤しながら探していく。

それがカウンセリングの第一歩です。


ただ、クライエントに比べるとカウンセラーは
より広い視野を持ち、より長期的な視点をもち、より深い思慮を働かせる。

徹底した訓練によって得た専門性・感受性を総動員して一緒に辿っていく。

その結果として、やがてクライエントにも同様の視野、視点、思慮が備わっていく。


こうしたプロセスを「コミュニケーション」を通して歩む。

それがカウンセリングで経験できることだといえます。


カウンセラーはこのことを念頭において、
決して手っ取り早く「解決」「解答」を得ようとしないことです。

なぜなら、こうしたプロセスを経験することで、
クライエントもカウンセラーも多くのことを学ぶからです。

人が問題を解決し、困難を克服するには、
こうした「学び」による「人間的な成長」を必要とするのです。


カウンセラーがこのことを骨身にしみて理解して取り組めば、
その先に、本当に実りのある確かな「解決」「解答」を得ることができるでしょう。






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2013/09/03 (Tue) 10:23
困難を乗り越えるためには?

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塾長の鈴木です。



「カウンセリングと人間の成長」


カウンセリングに訪れ、様々な問題や困難を乗り越える。

そんなクライエントの方々に接してきて、気がついたことがあります。

それは、問題や困難を乗り越えるとはどういうことか?ということ。


答えは、その人が人間的に成長して、
それまでと違ったものの捉え方・言動ができること。

そうした「変化」によって状況が好転したり、
その人自身が問題を問題と感じなくなること。

乗り越えるとは、そういうことではないかということです。


ストレスや苦痛を感じると、すぐにストレスを消そうとしたり、
苦痛がすぐになくなるということに飛びつきたくなるものです。

そしてそういう方法論はないかと探したくもなるものですね。


しかし、結局それは一時しのぎに近いもので、
仮にその問題や困難が解消されたかに思えても、
おそらく別な形でまた問題や困難が発生するものです。

なぜなら、その人自身が学んでいないからです。


問題というのは、自分の未熟さが生んでしまうものと、
自分が成長するためにこちらに非がないのに生まれるものとがあります。

自分の未熟さが生んでいるのであれば、
そのことにはっきりと気づく必要があります。

成長が求められるなら、成長することで乗り越える必要があります。


いずれにしても、その過程で「学ぶ」という経験がなければ、
また同じテーマが違った形で突きつけられるだけです。

私は多くの人たちを観てきて、そう感じています。


この観点からカウンセリングを考えたとき、
カウンセリングという経験を通して、人間的に成長する。

そういう経験の場であることが、どうしても必要になってきます。


自分自身が目の前の問題や困難に直面することの意味。

その意味に気づいた人、そこに意味を見出して自分を変えようとした人。

カウンセリングでそうした経験が十分にできることで、
クライエントの皆さんは成長と共にカウンセリングを卒業されました。


また、中には自分が人間的に成長するために、
特に問題や困難に遭遇していなくてもカウンセリングに通う。

そして通うことで自分自身の感覚の確かさ、危うさを確認したい。

そんな活用の仕方をしてくださる方もおられます。


カウンセラーはこうしたニーズや問いにしっかりと対応できるだけの
姿勢・人間性を自らが備えていなければなりません。

決して「すぐに楽になりますよ」「癒されますよ」というだけのお迎えの仕方では、
こうしたところのニーズには十分に応えきれないはずです。


カウンセラーとの間で、人間性の深い部分の交流を通して、
自分自身の感覚を確かめていき、成長していく。

ものの観方・捉え方をより大きく、より広く、
そしてより深いものにしていく。

物事により粘り強く、より建設的に、より愛と信頼をもって取り組む。


カウンセリングはそうした人たちの
ニーズや問いに答えうるものでありたいですね。





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2013/07/09 (Tue) 09:39
アドバイスすることの是非について

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塾長の鈴木です。



「伝えていいの?」


カウンセリング、占い、スピリチュアルなど、
様々なセラピーやセッションの中でぶつかる問題があります。

それは「伝えていいのか?」という問題です。


セラピストなど、相談に乗っている側の中に、
助言などの伝えたいことが出てきたとします。

その助言の内容を相談者が知れば、
相談者が抱えている問題の解決に有効だと判断できる。

そういう内容の助言が浮かんできたとします。


ここで考えなければならないことは、
その助言を伝えた場合、その助言が「生きるか?」ということ。

どんなに適切な内容の助言であったとしても、
相談者がそれを生かせる力をもてない状態だったり、
その内容を受け容れられない状態である場合。

その場合、まだその助言を伝える段階ではないということになります。


しかし、多くのセラピストや相談業務に携わる人たちが、
そのあたりの検討を十分しないうちに助言を伝えてしまっています。

その結果、相談者の中では次のような疑問や抵抗が起きたりします。


「それが正しいことは知っているけど、それが出来れば苦労しない・・」


相談者にしてみれば、その助言が実行できる自分であれば苦労しない。

今はその余力がなかったり、受け容れる土壌が出来ていない。

だから、いくら「正しいこと」を言われても、実際は困ってしまう。


カウンセラーやセラピストは、相談者のこうした葛藤に
どう応えていけるかを問われているんですね。


相談者もこちらが助言をして「ありがとうございます」とか、
「わあ、そうだったんですね」という反応は見せます。

それは相談者の人柄だったり、こちらへの配慮だったりもします。

しかし、そういう反応がその場で見られたとしても、
その後、実際にその助言が「本当の意味で」生かされることは少ないのです。


むしろ「この前の助言はどこにいったのだろう?」という感じで、
また相談者が同じ悩みを投げかけてくる場合が多いでしょう。

それは相談者の問題というよりも、助言をしたこちら側の問題かもしれません。


相談者にまだ、そうした助言を生かす態勢や力が確立されていない。

その段階での助言は、やはり生かせずに終わることになるのです。


カウンセリングで「助言は極力しない」という教えがあるのは、
こうした背景がベースにあってのことです。

ですから逆に言うと、相談者に助言を生かす力があったり、
カウンセラーとの間に助言を受け容れる関係性があるならば、
こうした助言が生かされる可能性が出てくるわけです。


多くのセラピストがこうした判断を十分しないまま、
場合によってはこうした発想もないまま、助言を投げています。

しかし、「正しいこと」が、時には人を傷つけることもあるということを、
セラピーや相談業務に携わる方々は、しっかりと認識することも大切です。






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2013/06/25 (Tue) 09:19
アドバイスはしてはいけないの?

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塾長の鈴木です。



心理カウンセリングの勉強はある程度された方なら、
次のようなことをお聞きになったことがあると思います。

「心理カウンセリングではアドバイスは控える」


先ず、アドバイスをしてはいけないということではなく、
あくまでも「控える」という方が正確です。

実際、ごくごく稀ではありますが、
アドバイスが「生きる」場面があるからです。

ただ、それはかなり例外的で、基本は「控える」です。


では、なぜ心理カウンセリングでは、アドバイスを控えることが重要なのか?


心理面接というのは、知識や情報を与える知的なやり取りでは解決しない、
そういう種類の問題を話し合っていきます。

知的な交流ではなく、情緒的な交流を重視し、心理的機能の回復を目指します。


ここで重要なことがあります。

心理カウンセリングは、クライエントが
自分で主体的に問題に取り組む場だという事です。


自分で試行錯誤し、自分で歩み、自分で答えを見つける経験をする。

そうした経験を通して人間的に成長することで問題を解消していく。

それが心理カウンセリングで大切にしていることなんです。


別な言い方をすると、クライエントの主体的な試行錯誤を
それこそ十二分に経験してもらう場だともいえます。

こうしたプロセスを十分に経験してもらう場だという認識なく
安易にアドバイスを与えるということは、果たしてどういうことか?

それは、そうしたアドバイスを与えることで、
クライエントが十分に試行錯誤する機会を奪うことになるのです。


アドバイスは基本的に、クライエントの
人間的な成長の場を奪ってしまう危険性をはらんでいる。

だから「控える」という教えがなされるわけです。


そしてアドバイスなどの「教える」という行為は、
クライエントが「学ぶ」機会を奪うだけではありません。

カウンセラーが「教えたくなる」ということは、
カウンセラー側の「クライエントに対する信頼感」が弱いことを意味します。

つまり「このクライエントは教えてあげないと気づけない」という
クライエントへの肯定的な姿勢の欠如を意味しているのです。


更にアドバイスというのは、基本的にはクライエントへの否定を意味します。

「あなたのやり方ではダメですよ。だからこうしましょう」ということですから、
これはクライエントへの「否定」が前提になった働きかけなんです。


それでもクライエントへのアドバイスの必要性を感じるなら、
こうした観点から十分に検討した上で・・ということになりますね。






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