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2014/01/23 (Thu) 22:17
カウンセラーとしての覚悟

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塾長の鈴木です。



「覚悟が道を切り拓く」


学校教育の現場では、現在も様々な問題が起きています。

私がスクールカウンセラーをしていた5年間でも、いろいろな問題が発生し、いろいろな課題も山積していました。

そんな中でスクールカウンセラーとして仕事をするには、生半可な気持ちでは務まりませんでした。


現に私が勤めていた5年の間に、何人ものスクールカウンセラーが途中で辞めていったのです。

教師や保護者・子どもたちの信頼を得られずに辞めていった人間。

自ら心身の不調を訴えて辞めていった人間。

学校や保護者とのトラブルなど、問題を起こして辞めていった人間。

様々な理由でスクールカウンセラーの職を辞していったのでした。


実は私がスクールカウンセラーに赴任した学校は、どれも前任者が何らかの問題を起こして辞めた学校でした。

つまり、問題があって辞めた人間の後任として私は赴任したのです。

赴任した学校全てがそうした交代劇によるものだったのは驚きました。


しかし、驚いている暇はありませんでした。

なぜなら、そうした問題によって、スクールカウンセラーの信頼や評判は当然失われます。

その失われた信頼や評判を取り戻し、しっかりと仕事をすることが私に課せられた使命となったからです。


そういう状況で乗り込んでいく立場になった私は、ある一つの決意を胸に赴任しました。

その決意とは・・・・・


「辞表を胸に仕事に臨む」


どんな仕事でも覚悟をもって臨む。

全ては自分の責任においてスクールカウンセリングを行う。

もし失敗したら、全ての責任を取って辞めようと思っていました。

そして、師匠の研究所からの派遣という形で学校に赴任したので、何かあったら師匠の元をも去る覚悟をしていました。


一度トラブルがあり、交代劇のあった現場です。

その後からくるスクールカウンセラーには、当然大きな期待が寄せられます。

そのプレッシャーは正直大変なものがありました。


しかし、私はその任を受けることにしたのです。

受けると決めたからには、不退転の決意、覚悟が必要でした。

そこで、いつでも辞める覚悟で仕事に当たることを決めたのです。


ところが不思議なもので、辞める覚悟で仕事に臨むと、辞めなければならないような事態にはそうそうならないものです。

自分で言うのもなんですが、並々ならぬ覚悟というのは、自然と相手に伝わるようです。

いろいろなケースを担当しましたが、誰一人として私とぶつかる人間はいませんでした。

子どもの力になるという「大義」があったからか、自分でも驚くくらい、言うこととやることの一貫性があったと思います。


今思えばそんな場を与えてくれた師匠には、本当に感謝しています。

そして暖かく私を迎え入れ、信頼して一緒に仕事をしてくれた先生方にも感謝しています。

物事を成し遂げたり、道を切り拓いていくために最も必要なこと。

それは経験や技量よりも「覚悟」である。

結局最後は「覚悟」なんだと思います。



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