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2013/11/05 (Tue) 20:22
人間の成長は小さな変化にある

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塾長の鈴木です。



今日は「養成講座」を修了された方限定の勉強会でした。

形式としてはグループカウンセリングのような形になりましたが、
ある塾生のテーマをいろいろな角度から話し合っていきました。

そんな中で、まあ、いろいろ出たのですが、
一つ、養成塾に通って自分がいかに変わったか・・という話も出ました。


何が、どう変わったのか・・・・・


正直、即効性もなければ、目に見えた変化もないとのこと(^^;

しかし、ジワジワと時間をかけて大きな変化をゆっくりと感じるらしい。

これがなかなか説明が難しいとのことです。


この話を聞きながら、私は、河合隼雄氏の話を思い出していました。

話というか、氏の書籍に書かれてあった話です。


それはどんな話かというと、こういうことです。


人間というのは、180度変わる方が、実は簡単だ。

カウンセリングなどを経験すると、確かに変わるし、変化を実感する。

けれども、その変化はたったの5度くらい、ほんとうに小さなもの。


ところが、この小さな変化が実は大きい。

一人の人間が、たったの5度変わるということが、とても大変なことだったりする。


河合氏の話の趣旨は、このようなものでした。

実際、私もカウンセリングでたくさんの人たちを見てきて、
この「たった5度の変化」に数多く遭遇してきました。

その経験から、そのたった5度の重さ、大切さを身に沁みて実感しています。


「劇的な」とか「すぐに」「目に見えて」という変化は、
ある意味もろ刃の剣というか、同時に危うさを兼ね備えているものです。

すぐに変わったものは、すぐに戻ってしまう。

そういうリスクというか、それが真実であったりもします。


そうではなくて、ゆっくりと時間をかけて小さな変化が起きる。

こんな変化にそんなに時間をかけて・・・という話です。


でも、人間が本当の意味で成長するということは、
本来はそういうものかもしれません。

それは雑草が気の遠くなるような時間をかけて、
アスファルトをジワリと突き破るが如くです。

そうした変化は確かな変化であり、「定着性」が出てきます。


気の遠くなるような時間をかけて、小さな変化が起きる。

でも、そうした変化は一旦起きると、長きにわたり定着する。

人が何かを身につけ、成長していくとは、そういうことかもしれません。


ちなみに、養成塾の塾生たちは、養成塾に通うのが、
時として辛く感じることがあるそうです。

それは、自分が何をどう「出来ないのか」を確認されるからとか。


しかし、それは生みの苦しみのようなもので、
やがて自分の内面に小さな変化を見つけることができる。

その喜びが養成塾に通い続けるモチベーションなのだそうです。


ただ、そういう話をすると、

「お金払ってまでして、なんでそんな思いをする所へわざわざ通うの?」

と言われてしまうのだとか(笑)


人はあるものを図りにかけ、重みを感じた方を選択するのでしょう。

自分にとって大切であり、必要だと思えるものは、人によって違います。

「たった5度の変化」に何かを感じた人が、養成塾には集まってくるようですね。







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