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2013/10/16 (Wed) 10:14
カウンセラーの価値観・人間性のチェック

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塾長の鈴木です。



クライエントの話を聞く、正確に。

聞いた話を理解する、的確に、そして深く。

その理解を通して言葉で応えていく、適切に、配慮をもって。


カウンセリングでカウンセラーが対応する基本はこの3点。

ところが、この3点が実に難しいということになります。

なぜ難しいということになるのか?


それは、このそれぞれの「聞く」「理解する」「応える」のところに、
カウンセラーの価値観、人間性などの要素が入り込むからです。

つまりカウンセラーの価値観や人間性というフィルターを通るため、
正確に聞けなくなったり、的確に、深く理解できなくなるのです。

当然、適切で配慮のある言葉で応じることも難しくします。


だからカウンセリングのスキルを上げるためには、
先ず、カウンセラー自身がどんな価値観・人間性を有しているか。

そのことに気づくことが最も大切なことになるわけです。


カウンセラー自身に離婚の経験があり、その経験が傷になっていたり、
未だに分かれた夫に否定的な感情が強い。

そういう場合は離婚の相談を受けるときに、
その経験からできてしまった価値観が働きます。

当然、正確に相手の話を聞けなくなりますし、
的確な理解という点でも不十分になります。


クライエントの相談にしっかりと対応できるためには、
少なくともそうした傷を克服していることが必要です。

自分が同じ苦労したから、相談者の気持ちがよくわかる。

それはそうなのですが、上記のような「克服」「解消」がなされていないと、
逆に相手の気持ちがわからなくなります。


なぜなら、クライエントの経験とカウンセラーの経験とは
似て非なるものであるからです。

カウンセラーが自分の経験に当てはめようとしたり、
自分の経験と混同してしまうようでは、
もはや正確に聞けるはずもなくなります。


そうした余計な感情が全く起きないということが
カウンセリングでは必須の条件だということになります。

余計な感情や思い、考えが浮かばない。

ただただ、クライエントの訴えを一心に聞ける感覚。


カウンセラーがカウンセリングを受ける必要性というのは、
こういう視点から考えてもとても重要なことだといえます。

自らがカウンセリングを受けることを嫌がるカウンセラーは
こうした問題性を抱えている可能性があるかもしれません。


養成塾の塾生は、こうした観点からカウンセリングを受けています。

「養成講座」の中にカリキュラムとして組み込まれているからでもあります。

自己を振り返るということを、カウンセラーは徹底するしかないようです。





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