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2013/07/03 (Wed) 16:04
カウンセリング面接の二つの軸

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塾長の鈴木です。



カウンセリングではクライエントの
様々な感情に共感を試みます。

焦りであったり、怖れであったり、
未来への不安であったり、怒りや悲しみ、苦しみ、
悔しさ、鬱々とした気持ちであったりします。

こうした否定的な感情にカウンセラーは
共感的理解を示すことで、クライエントに寄り添おうとします。


ここで大切なことは、クライエントの
こうした否定的な感情に寄り添いつつも、
カウンセラーがクライエントと「共倒れにならない」こと。

なぜ、クライエントの感情経験に深く共感していながら、
カウンセラーはその感情に飲みこまれずにいられるのでしょうか。

それは、カウンセラーがもう一つの軸をもって
クライエントの話を聞くことができるからなんです。


カウンセラーはクライエントの感情経験に
深く共感しながらも、その問題の全体を客観的に捉える、
もう一つの軸を失わずにいます。

クライエントの訴えには深い理解と共感を示しながらも、
一方で「現実検討」を忘れないもう一人の自分を持ち続けます。

つまり「共感的理解と現実検討」という二つの軸を持つことで、
クライエントの信頼を獲得し、同時に建設的な方向に導く。

カウンセラーはこの両方のことをするわけです。


クライエントが迷路にはまるとき、そこには本人も気づかない
視野の狭さや見通しの危うさが存在します。

カウンセラーはその狭さや危うさをいきなり指摘するのではなく、
先ずはそうした狭さ、危うさの中にいる
クライエントとコンタクトを取ります。

そしてクライエントの訴えをそのまま受け止め、
クライエントが感じているように感情を共有しようと努めます。


クライエントは自分の訴えを
誰よりも真っ直ぐに聞いてくれるカウンセラーに対し、
深い信頼感を覚えるようになっていきます。

そしてカウンセラーは徐々クライエントの感情的な感覚に
もう一つの軸となる「現実検討」を応答などに織り込んでいきます。

クライエントはそうしたカウンセラーの対応によって、
これまた徐々に自分の視野の狭さ、
見通しの危うさに気づいていきます。


こうした二人三脚によって、クライエントの態度は
自ら建設的な道筋を歩める態度へと変化していくわけです。


養成塾でお伝えしていることは、
まさにこうした寄り添い方と歩み方です。

その方法とあり方を具体的な事例、事象に沿って検証する。

それが養成塾の授業の神髄であると申し上げておきたいと思います。





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