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2013/06/09 (Sun) 11:17
ターミナルケアとカウンセリング

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塾長の鈴木です。


「あの時、どう対応すれば良かったのか・・」


昨日も「養成講座:クラス1」の「カウンセリング概論」を実施しました。

受講生は看護師の方で、「概論」の学習ではありますが、
養成講座では独自の学習法を取り入れています。

ですから一つ一つの論述を読み解きながらも、
話は受講生自身の現場経験や日常に及ぶこともしばしば。


これは「養成講座」が個別及び小人数(3人まで)での実施のため、
こうした個別のニーズや意向に沿った丁寧な指導が可能となるからです。

今回も医療、看護の現場で起きる様々なことについて、
具体的な事例に対しての話に及ぶわけです。


あの時の患者さんの一言は、いったいどういう意味だったのか?

あの場面で看護師として発した一言や対応は、適切だといえるのか?


主に精神病棟やターミナルケア(末期医療)の現場の話が中心でした。


入院・治療経験の中で、患者との意志疎通を真剣に振り返る。

多忙でハードな勤務体系の現場では、なかなかそうした時間や余力は
持てずにいる看護師の方も多いと思います。

しかし、実際に現場でぶつかる様々な問題の主たるものとして、
やはり患者とのコミュニケーションや場面別の対応が挙がってきます。


そうしたテーマに対しても、カウンセリングの学習は
とても有益で力となるものであることは間違いありません。

また、私自身も医療の現場で起きていることにふれる機会にもなり、
いろいろ学ぶべき点も多い時間になっています。

もちろんこうした情報のやり取りは、
守秘義務や個人情報の保護を念頭においた上で行っています。


終末期医療での患者一人一人のあり様には、
人間が生きていく上で究極のテーマがあると感じます。

ある看護師の方は、多くの患者の最後を看取ってきた経験から、
こんな言葉でその実感を表現されていました。


「人は最後には、生きたように死んでいくのだと感じました」


人に怒りをぶつけ、荒ぶる精神で生きてきた人間は、
最後の最後まで怒りを医療スタッフや家族にぶつけて死んでいく。

心穏やかに生きてきた人間は、最後の最後まで穏やかに、
そして周囲への感謝を繰り返し伝え続けて、静かに旅立っていく。


まさに「生きたように死んでいく」といった幕引きがなされていく。

我々そこから実に多くの事を深く学ぶことができるのではないでしょうか。




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