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2011/03/15 (Tue) 19:00
被災と復興との狭間で【メンタルケア:その3】

こんにちは、鈴木です。


今回は、物事の捉え方というお話です。

以前、河合隼雄氏が、阪神淡路大震災のとき、
程なくして現地に行ったそうです。

いろいろな惨状を目の当たりにしました。

その後、大阪の駅で大学生が
スキーのバスに並んでいるのを観て、
急に怒りがこみ上げてきたそうです。

しかし、それが世の中で、それが当たり前だ。
心の病を抱えた人たちも、日常こんな思いをしている。

そう思い直したという話がありました。


ある家で、うつに苦しむ人がいる。
その隣の家ではドンチャン騒ぎをしている。

そうです、心の病を抱えた人は
常にそういう現実の狭間で闘っているんですね。


そして被災された方や傷ついた方も
これから同じ経験をしていく可能性があります。

時と共に生活が落ち着いていく中で、
今後、必ずこうした構図が生まれます。


そのとき、やりきれない思いをする人も出てきます。

嫉妬や怒り、羨望という感情が起きてくるでしょう。
でも、そんな感情を抱きながら前に進んでいく。

復興とか、生きるというのは、そういう側面があります。


最終的に自分の気持ちをどう消化できるか。
その連続が生きていくということだともいえます。


そして、精神的に立ち直ったり、
いろいろなものを受け入れていけるようになるには、
人によって数ヶ月から数年かかります。


つまり、永い時間を必要とするし、
永い眼で捉えることがテーマになります。



心のケアに当たる方には、
こうした捉え方も一方にはもって頂きたい。

そう思います。


震災をテーマにした心のケアについて
また書いていきます。








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