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2011/02/12 (Sat) 21:30
行き詰った沈黙への対応は?

こんにちは、鈴木です。


前回のこの記事に、コーチングのコーチをしている方が
質問のコメントをお寄せくださいました。


とても率直なコメントだったので、
私もしっかりとお答えしましたが、
改めて記事として整理してお伝えしたくなりました。


質問者:コーチングのHさん

Q:行き詰まりの沈黙が続く時は…

実際に面接をしていくとここに書かれていることが起きてきて、
戸惑って動揺して、それをクライアントさんに悟られないようにしようとすると、
ますます自意識過剰になって混乱して
収拾がつかなくなって悲惨な状態になる事があります。


特に行き詰まって沈黙が続くと最悪ですね


ある人はそういう時はクライアントさんに
どうしたいか聴けば良いって言われたけど、
本当に良いんだろうか?



回答者:鈴木

A:沈黙の種類の見極めが勝負

率直なコメントを、ありがとうございます。
私も率直にお答えしたいと思います。


>クライアントさんにどうしたいか聴けば良い


こういう動き方をしていいかどうか。
先ずその見極めができているかですね。


沈黙にはいろいろな種類があります。
今起きている沈黙は、その中のどの沈黙か?

これを敏感に感じ取ることが先決です。


1)向こうが動くのを待った方が良い沈黙か?

2)こちらが動いた方が良い沈黙か?



先ずはこの両者の見極めが肝心です。


抵抗や拒否感からの沈黙であれば、
そのまま待っていてもますます相手を頑なにさせます。

その場合は、こちらがその抵抗や拒否感を
解くような働きかけをしなければなりません。


自分の内面を内省している沈黙であれば、
こちらが動く時ではなく、相手の動きを見守り、
待つということになりますね。

また、こちらの対応が適切でないために
空白のように生まれた沈黙であれば、
こちらが改めて適切な対応によって立て直す場面です。


あるいはひとしきり話し終わったために生まれた沈黙もあります。

この場合、別な話に移行する様子も見られず沈黙が続くようなら
こちらから気の利いた一言、二言を投げかけて
相手の出方を見るという対応の仕方もあるんです。


このように、先ずは沈黙の種類が何かを見極めます。


別な言い方をすれば、その沈黙の時の
クライエントの気持ちや状態はどんなものか?

ここに敏感であればあるほど、
沈黙への対応ができるようになります。


それには、そこまでの会話のやり取りや
流れに敏感でなければなりません。

つまり、沈黙が生まれる要因というのは、
その沈黙の直前までのやり取りの中にあることが多いんです。


だからもし、こうした要因がおさえられないために、
相手に「どうしたいですか?」と質問したとします。

するとクライエントにはどうしても
「この人、鈍感だな」「気が利かないな」「わかってないな」
という感じをもたれてしまうでしょうね。


カウンセリングにしても、コーチングにしても、
クライアントから"鈍感"と思われないようにする必要があります。

沈黙の内容によっては、「どうしたいですか」と聞かれて
不愉快な思いをしたり、不満を露わにする人も出てきます。


つまり、沈黙というのは、こちらの敏感性を問われる、
ある意味、勝負どころでもあるわけですね。


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コメント

1 ■ありがとうございます

本当に真摯に質問に答えて下さってありがとうございます。


現場で培ってきた鈴木さんならではの血の通った回答だと感じました。


経験と研鑽を積むしか身につかないとは思いますけど、ここに書かれていることを意識しながらやって行こうと思います

2 ■Re:ありがとうございます

>コーチ秀樹さん

沈黙はたくさんのことを教えてくれます。
私も多くの沈黙から学ばせてもらいました。

お互い、経験の一つ一つを
生きた経験にしていけたらいいですね。

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