最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

--/--/-- (--) --:--
スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011/08/27 (Sat) 09:09
セラピストは枠組みを持とう


こんにちは、鈴木です。



「時間を守ることの意味」



以前ブログでも書きましたが、カウンセリングでは
面接時間を守ることが重要です。

心理的な援助をする際には
「枠組み」を持つことはとても大切。

その重要性について、改めてお伝えします。


カウンセリングでは、面接時間は1時間まで。
面接の期間は一週間空けること。

面接場所は、同じ場所(相談室)に来てもらうこと。
これが基本的な枠組みです。


では、なぜこのような枠組みを設けるのか?


こんな枠組みを設けていたら、
クライエントは怒り出すのではないか?

枠組みにとらわれず、もっともっと長い時間を
クライエントに割いてあげた方が
さらに援助になるのではないか?


もし、あなたがこうした疑問をお持ちなら、
その疑問にお答えする内容をメルマガに書きます。


セラピストの方や誰かの力になりたい方は
ぜひ知っておいて頂きたい内容です。

このメルマガ、バックナンバーはありません。

本日の夜9時発行です。


下記のページで登録すれば、読むことができます。

>>登録はここから








スポンサーサイト

2011/03/22 (Tue) 08:53
子どもの心のケア【メンタルケア:その5】

こんにちは、鈴木です。


震災に関する心のケアのこれまでの記事は下記です。

丁寧な言葉【メンタルケア:その1】

被災者への話の聞き方の基本【メンタルケア:その2】

我慢強さの裏表とは?【メンタルケア:その3】

カウンセラーも心のケアを【メンタルケア:その5】


今日は子どもたちの心のケアについて。


これまでの記事で、自分の辛い経験を
言語化できることが大切だと書きました。

とても言葉にできない状態は除き、
自ら語れる状態なら、その経験を言葉にすることで、
様々な感情が消化の方向に向かうからです。


そこで、今日は子どもの場合について書きます。


子どもの場合、大人にくらべ、
この言語化が上手くできないことがあります。

特に、幼い子どもほど、この傾向は顕著です。


そのために、この震災の中で
無邪気に遊んだりしているようでいて、
心の傷を抱えている場合もあります。


そういう場合、体調を崩したり、
急に気持ちが不安定になったりします。

これは大人も同様ですが、子どもは
大人より時間が経って出てくることもありますから
気をつけて観てあげたいところです。


自分のストレスをはっきり言葉で表現できない分
言葉以外の症状などに出てくるようですね。


ですから年齢の小さい子どもの場合、
言語化を働きかけるよりも、スキンシップや
笑顔で接して安心させてあげる方がよいでしょう。

また、状況が許せば、一緒に遊んであげるなどで、
ストレスを発散させてあげて頂きたいと思います。


もし、子どもが辛い経験についてふれるようであれば、
安定したあたたかい態度で話を聞いてあげることです。


ただ、子どもは傷つきやすいともいえますが、
同時に立ち直りも大人より速いのが一般的です。

それだけ柔軟だともいえるわけですね。









2011/03/18 (Fri) 08:15
カウンセラーも心のケアを【メンタルケア:その4】


こんにちは、鈴木です。


震災に関する心のケアのこれまでの記事は下記です。

丁寧な言葉【メンタルケア:その1】

被災者への話の聞き方の基本【メンタルケア:その2】

我慢強さの裏表とは?【メンタルケア:その3】


今日も、心のケアについて書きます。


こうした災害による心的ダメージは、
意識化、表面化するには時間差が発生します。

PTSDも、少し時間を置いて発症します。


心のケアは震災発生後、しばらくしてからが
更に重要になってくるわけです。



そして今回お伝えしたいこと。



心理カウンセラーやセラピストも
状況によっては心にダメージを負います。



阪神淡路大震災のときにも、神戸のカウンセラーの方が、
震災後の面接で自分のダメージと格闘しながら
心のケア・カウンセリングを行ったようです。


カウンセラーの皆さん。
セルフケアが非常に重要です。


セルフケアといっても、
一人ですることばかりではありません。

●カウンセラーもカウンセリングを受ける
●カウンセラーもグループエンカウンターに参加する



上記は震災時に限らず、
日常から受けておくべきものですが、
こうした非常時も改めて必要な場合があります。


これはカウンセラーやセラピストが
心にダメージが残っている場合に
しっかりとした臨床活動を行うためです。


少し生活が落ち着いてきて、
ホッとした時に出やすい心的ダメージ。

カウンセラーの皆さんも、その自覚が出てきたら
自分がしっかりと仕事(カウンセリング)するためにも
自分のケアについても真剣に考えておきましょう。


今後、かなり多くの人たちが
心のケアを必要とすることが予想されます。

直接被災していない方でも、
被災された方のことを思うあまりに、
自分を責める方も出てくるかもしれません。


自分だけ生き残ったと自分を責める方。

被災や地震の瞬間の経験などで
心に爪あとが残る方。

テレビなどの災害映像・情報にふれ続け、
それが心のダメージとして出てくる方。


いろいろなケースが想定されます。


カウンセラーにはカウンセラーにしか
できない仕事(務め)もあります。

今の状況で出来ることは少ないですが、
時間と共に心のケアは、より必要になります。


その時、そうした方々を守り、自分自身をも守る。
カウンセラーとして、しっかり気に留めておきましょう。








2011/03/17 (Thu) 08:02
我慢強さの裏表とは?


こんにちは、鈴木です。


日本人の我慢強さが海外で注目されています。

混乱の中、略奪やパニックにならず、
落ち着いて動き、対応している。

私たち日本人からすると、
特筆すべきことではない感覚ですが、
海外では驚きの事象のようです。


さて、この日本人の我慢強さですが、
実は、両面がある強さといえるのです。


日本人は確かに我慢強い。
けれども、それゆえに、後からストレスが
意識化してくることがあります。


この極端なものがPTSDです。


震災発生当時は、その恐怖心を
落ちついた行動を取ることで抑制します。

この抑制も、度が過ぎると抑圧となります。


極端に抑圧された経験は、
時間を置いて平静になってきたときに
些細なきっかけで意識化されます。

そしてしっかりと意識化されない場合
身体的症状(過呼吸)になったり、
フラッシュバックが起こったりします。


ですので、抑圧ではなく抑制レベルであれば、
人は恐怖を勇気に、破壊を創造に変えられます。


我々日本人の我慢強さが、
勇気と創造の源であることを願うと共に、
一日も早い街と心の復興を願うばかりです。









2011/03/15 (Tue) 19:00
被災と復興との狭間で【メンタルケア:その3】

こんにちは、鈴木です。


今回は、物事の捉え方というお話です。

以前、河合隼雄氏が、阪神淡路大震災のとき、
程なくして現地に行ったそうです。

いろいろな惨状を目の当たりにしました。

その後、大阪の駅で大学生が
スキーのバスに並んでいるのを観て、
急に怒りがこみ上げてきたそうです。

しかし、それが世の中で、それが当たり前だ。
心の病を抱えた人たちも、日常こんな思いをしている。

そう思い直したという話がありました。


ある家で、うつに苦しむ人がいる。
その隣の家ではドンチャン騒ぎをしている。

そうです、心の病を抱えた人は
常にそういう現実の狭間で闘っているんですね。


そして被災された方や傷ついた方も
これから同じ経験をしていく可能性があります。

時と共に生活が落ち着いていく中で、
今後、必ずこうした構図が生まれます。


そのとき、やりきれない思いをする人も出てきます。

嫉妬や怒り、羨望という感情が起きてくるでしょう。
でも、そんな感情を抱きながら前に進んでいく。

復興とか、生きるというのは、そういう側面があります。


最終的に自分の気持ちをどう消化できるか。
その連続が生きていくということだともいえます。


そして、精神的に立ち直ったり、
いろいろなものを受け入れていけるようになるには、
人によって数ヶ月から数年かかります。


つまり、永い時間を必要とするし、
永い眼で捉えることがテーマになります。



心のケアに当たる方には、
こうした捉え方も一方にはもって頂きたい。

そう思います。


震災をテーマにした心のケアについて
また書いていきます。








| ホーム |

 BLOG TOP  » NEXT PAGE


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。